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African American

アフリカン・アメリカンについて知りたい!

今までの体験をもう少し深いものにしたく、アフリカン・アメリカンについてもっと体系的に学びたいと思った。本屋を巡ったり、ウェブで調べてみたものの、そこで気づいたことは、日本にはアフリカン・アメリカンについての資料が絶対的に少ないという事実だった。

アメリカ南部についての資料がほとんどなかったのと同様に、アフリカン・アメリカンについても、ほとんどない。かろうじて黒人文学はあるが、その他もろもろの分野が欠けているように思う。今まで特に注目されたりしてなかったのだろう。。

読んでいるおもしろい資料(日本語)

  • シドニー・W・ミンツ. (2000). 『アフリカン・アメリカン文化の誕生』. 岩波書店.
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ミンツ氏と翻訳家・藤本和子さんの対話を収めていて、専門書でなく、とても読みやすい。カリブ海域(主にハイチ・ジャマイカ)のアフリカン・アメリカン中心であるが、合衆国南部に住むアフリカン・アメリカンとも共通するものがたくさんある。アフリカの宗教が起源とされているブードゥー教について、結婚観について、クレオールについてなど、すごくおもしろい。
言語はたしかに文化の一部であるが、文化全体から切り離すことも容易である、そして人種は現象学的にいて、言語とも文化とも結びついていない
この言葉には、すごく納得した。今まで疑問に思っていたことが解けたような気がした。
  • 岡田真紀. (1987). 『黒人の家族と暮らす』. 草思社.

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ノースキャロライナ・ダーラム市の黒人ファミリーに著者が入り込む。20年以上も前の話だが、ミシシッピ州の現状とあまり変わらない気がした。自分が感じたこと、思ったこと、経験したことがかなりかぶっていて、すごく面白かった。著者が特に注目しているのは、黒人の家族観(恋愛観、結婚観、育児や家庭教育)だった。日本人の価値観の多くは、西欧から随分影響を受けてしまったのだと思わずにはいられなかった。それが、ちょっと悲しかった。

  • 横田啓子. (1995). 『アメリカの多文化教育』. 明石書店.

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15年ほど前の本であるが、まとまっていて分かりやすかった。著者は、アフリカン・アメリカンの夫をもつ。「はじめに」に出てくる、彼女が結婚する際に、夫の叔父から言われた言葉が印象的だった。

それから、あなたたちのこどもの人生もよく考えてほしい。二人のこどもは混血になる。だから、こどもたちの生活はかなり困難なものになることが分っているだろうか。特に、啓子さん、あなたはこの国の人種差別を知っていますか。あなた自身やこどもが人種差別に直面したとき、闘っていけますか。こどもを守れるだけの覚悟はできているだろうか。

この時期の議論についてよく知らなかったので、いかにして多文化教育、多文化社会の研究が始まっていったのか、少しだけ垣間見ることができた。

  • ガブリエル・アンチオープ. (2001). 『二グロ、ダンス、抵抗 17~19世紀カリブ海地域奴隷史』. 人文書院.

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  • 本田想像. (1991). 『アメリカ黒人の歴史』. 岩波新書.

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  • 七類誠一郎. (1999). 『黒人リズム感の秘密』. 郁朋社.

  • ピーター・バラカン. (2008). 『魂(ソウル)のゆくえ』. アルテスパブリッシング.

読んでいるおもしろい資料(英語)

  • Hect, M. L., Collier, M. J., Ribeau, S. A. (1993). African American Communication: Ethnic Identity and Cultural Interpretation. California: Sage Publication.

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こんな研究までアメリカではなされていることに驚いた。さすが、コミュニケーション学が盛んな国だ。

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