ポレポレジュニア発表会
先週、私が教えているキッズのダンスレッスン「ポレポレジュニア」で、発表会があった。はじめて、自分の教えた生徒たちが、舞台で発表しているのをみた。
今までは、自分が生徒の側だっために分からなかったものが、教える側にたってみて、たくさんのものが見えた。
その中でも、
子どもは素直だ
というのが一番大きな発見だったと。これは、時にひどく残酷で、時にひどく幸福になるものだった。
私が受け持っていたのは、3レッスン。大まかな年齢で分けると、
- ジュニア1が、幼稚園児クラス(4、5歳)
- ジュニア2が、小学1年生クラス(6歳)
- ジュニア3が、小学生2,3年生クラス(7、8歳)
それぞれ10人ほどいて、全部で30人くらいになる。
ふとしたことがきっかけで、チームメイトが教えていたレッスンを引き継ぐ形になった。今までこんなに幼いチビたちを教えたことはない!しかも、お母さんたちはすぐそばで見ているという。きんちょー!!近隣の小学校でサマースクールを開き、小学生を教えたことはあったが、彼らでさえ、小学校高学年だった。それが、4歳となると・・・未知の領域だった。
最初は、どのように距離をとっていいのか分からなかった。いちいち、感動してしまった。何もかもが小さすぎるのだ。すぐに飛びついてきて、抱きついてきて、いつでも抱っこしてほしい顔をして、私を見上げている生物が、30人もいるのだから!
必ず30分に1回は誰かが泣く!途中で急に、「おしっこ!」と主張してくる。ママのところに飛んでいって膝の上で寝る。無駄に折り紙をくれる。「おっぱい」の大合唱をする。
・・・・なんて自由だ!
だんだんと、距離を取る必要とか考えなくなった。私が距離を取ったところで、それを気にする子どもが誰もいない。私が何をしていようと、お尻に突進してくるし、意味もないところで大爆笑してくるし、無邪気にラムネなんかを食べてるんだもん。
すっごいいい世界だなーと思った!!!!!!!!!!!
そして、ある時から、ふっきれた。私はこの子たちに何を教えてあげたいか。いや、違う。一緒に楽しもうと思った。こんな世界に生きてる子たちがうらやましくなったから!私もこの世界に入りたい~と心から思った。入るためのカギは、何でもなく、私の持っているダンスで良かった。
彼らは、音がかかれば、何も言わなくても身体を動かし始める。ほとんどダウンのリズム(おそらく日本人的なリズムの取り方)で取り始めるが、半カウントずらさせると、アップのリズムをとれるようになる。
「好きなところで音を鳴らしてごらん。」とちょっとヒントをあげただけで、頭を叩いたり、胸を叩いたり、床を叩いたりしはじめる。ゴリラだ。
集中しているときに簡単なステップを紹介すると、時間がすぎてもひたすら踊り続ける。「あと一回!」が無限回になる。
人間は、みんなダンスができるように生まれてきてるじゃん!とさえ思ってしまった。世界中、どこの地域にもダンスがある。ダンスと音楽は、人間にとって、きっても切り離せない本質的なものなんだろう。
ポレポレジュニアの好きなところは、コンセプトが、「ダンスを身近に、楽しく踊る。」というところ。決してスーパーキッズダンサーを作るわけではない。お母さんたちは、子どもを置き去りにしたりしない。一緒にいる。むしろ、子どもたちより踊っているお母さんたちもいる。ダンスが、子どもだけのものでも、親だけのものでもなく、みんな一緒になってダンスを心から楽しんでいる。こんな空間、世の中に存在させることができるんだ。ほんと驚いた。いつか、私もこういう空間を、この世に実現させたい。まだ、そのお手伝いしかできないけれど、いつかは、自分の手でこういう空間を作る。
渡米するために、これから1年間は、ポレポレジュニアとの関わりはいったん休止。発表会で送り出してもらった。だけど、帰ってきたら、またジュニアたちと遊びたいなー。笑


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